思い出すこと

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母の入院も、1ヵ月半が過ぎました。
来週の検査結果で、退院日が決まるようです。

といっても…金曜の数値があまりに悪く、
月曜から薬がひとつ増えることになりました(泣)

このへんの話はまたゆっくり書こうと思いますが
今日は自分のことを書こうと思います。



母が入院している病院は、
かつて、私が娘とともに入院した病院でもあります。
娘は残念ながら、一足先に旅立ちました。
5年も前のことです。


毎日母の病室に向かい、話し相手になり、
週に何度か、母の洗濯物を持ち帰ります。

それは、数年前の私と母の立場を
ま逆にしたものなんです。


当時、絶対安静だったにも関わらず、病状の関係で
パジャマなどの洗濯物がとても多かった私は、
子どもたちを母に預けている上に、
毎回洗濯物を取りに来てもらって洗ってもらい、
また届けてもらわなければならないことが本当に辛かったんです。

洗濯物の多さは、そのまま状態が悪いことを意味していて
絶対安静にも関わらず、何を血迷ったか
洗面台で泣きながらパジャマを水洗いしたこともありました。

母の手をわずらわすのも嫌だったし、
何よりその、汚れた洗濯物自体が嫌だった…



毎回毎回、私に洗濯物を手渡すたびに、
「ごめんね」「すまないね…」と
本当に申し訳なさそうな顔をして謝る母。

あの日の自分を、嫌でも思い出します。



動けない自分が、どれだけみじめだったか。
何もかも母に頼まなければならないことが、どんなに辛かったか。

何より、あの日々の辛さとその後の言いようのない悲しみを
嫌でも思い出さずにはいられないのです。


だから。

母には気楽に、入院生活を送ってほしかった。



誰も来ない病室で、一人天井を眺めて…
それがどれぐらい寂しくて、心がすさんでいくかを知ってたから。



だから毎日、可能な限り顔を見せて、
どうしても行けない日はたくさんメールをして、電話もして…


ごめんねはいらないよって
かわりにありがとうをちょうだいねって
そのほうが嬉しいからって、
何度も何度も言ってきた。


でも。
1ヵ月半ともなると、やっぱり母にも
申し訳ない気持ちのほうが大きくなってきて、
欲しいものを欲しいといえず、
洗濯物ひとつお願いするのに、申し訳なさでいっぱいになり…
ありがとうより、ごめんねが出ちゃうようになるのよね。。。。



すごくすごく、切ないです。




子が親を看るって、
私は当り前のことだと思ってる。

私も看護の看の字が示す通り、
親には本当に手と目をかけて、育ててもらったから。

だからもう少し、甘えて欲しいし、
気持ちを楽に、過ごしてほしいなって思う。。。

もっともっと、母の気持ちに
目と手をかけていかなきゃなって思ってる。



予定通りなら、入院もあともう少しのはず。

あと何日、母の側にいられるのかな。
あと何日、こうして通えるのかな。


不安の中に寂しさがあり…
ほっとする気持ちと、言葉にできない気持ちと…
毎日通いながら、複雑な気持ちが交錯しています。



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